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MOSTLY CLASSIC(モーストリークラシック)

産経新聞社
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MOSTLY CLASSIC(モーストリークラシック)の商品詳細

  • 出版社名:産経新聞社
  • 発行間隔:月刊
  • 発売日:毎月20日
  • サイズ:A4
  • 1冊定価:1,030円
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MOSTLY CLASSIC(モーストリークラシック) 264 (2019年03月20日発売) の目次

表紙 バッハ、聖トーマス教会、キリスト

特集 音楽の父バッハとマタイ受難曲

 今年の復活祭は、カトリックなど西方教会では4月21日(日)で、1週間前の14日からは受難週(聖週間)になる。この時期に受難曲が演奏される。受難とは、捕縛されたイエス・キリスト十字架に磔にされ、死を遂げたこと。その3日後に蘇り、「復活」した。その日が復活祭。受難曲は古代、中世から存在し、そのテキストとなったのは、新約聖書の中核となるマタイ、マルコ、ルカ、ヨハネによる「福音書」。福音(良い知らせ)を伝える人が福音史家だ。
プロテスタントのルター派は特にオラトリオ風受難曲をたくさん生んでいる。プロテスタントのバッハは5つの受難曲を書いたと言われるが、現在残っているのは「マタイ受難曲」と「ヨハネ受難曲」の2つのみ。「マタイ受難曲」は、ライプチヒの聖トーマス教会のカントル(楽長)時代の1727年4月11日に初演された。この曲の大きな特徴は2つの演奏団体を用いること。演奏に約3時間かかる大作だが、オペラ以上に劇的な構成と巧みで魅力的な音楽は長さを感じさせない。
 イエスを「死罪だ」と叫び、つばを吐きかける群衆。「今宵、鶏が鳴くまでに、あなたは3度、『私を知らない』と否定するだろう」とペテロに話すイエス。そして弟子たちは師を見捨てる。「バッハが『マタイ受難曲』を他人事と捉えていなかったことがよく分かる。この曲に登場する群衆も弟子も、結局自分の中に弱さを抱えている自分であり、あなたなのではないか?」とヨーロッパ文化史研究の小宮正安氏は指摘する。
 「マタイ受難曲」はバッハの死後、忘れられていたが、1829年、メンデルスゾーンが、短くした版で復活上演した。メンデルスゾーンはゲヴァントハウス管弦楽団の指揮者に就任した1841年にも再び取り上げた。「この選曲は同楽団での彼の方針を宣言するとともに、バッハゆかりの都市での演奏することに彼は特別の意義を見いだしていた」と西原稔・桐朋学園大教授。
 また、無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ、グールドが2度録音したゴルトベルク変奏曲、平均律クラヴィーア曲集、ブランデンブルク協奏曲など器楽曲、管弦楽曲も特集で取り上げている。
 他に、◎福音史家の役割と名福音史家たち◎メンデルスゾーン版「マタイ受難曲」を指揮する鈴木優人◎世俗カンタータの魅力と名盤◎ワーグナーの「パルジファル」と受難劇◎無伴奏チェロ組曲◎バッハ時代の楽器、などです。

◎宮本文昭の気軽に話そう ゲスト 藤木大地 カウンターテナー
 2017年、ライマンのオペラ「メデア」のヘロルド役でウィーン国立歌劇場にデビューした。日本人、東洋人のカウンターテナーとして初めて快挙だった。テノールからカウンターテナーに転向したのは30歳のとき。風邪をひき、声が出なくなり、裏声で練習していたら、自分の新たな声、カウンターテナーを“発見”したという。「レパートリーはテノールとまったくかぶりません。もう30歳でしたから、コンクールをすぐに受け始めて、課題曲を学ぶことで、実地でレパートリーを作っていきました」と話す。

◎東京・春・音楽祭が15周年を迎える
 3月から4月にかけて東京文化会館を中心に東京・上野公園にある文化施設などで行われている東京・春・音楽祭が今年で15周年を迎えた。音楽祭は2005年に「東京のオペラの森」という名称で始まった。この年は小澤指揮、ロバート・カーセン演出によるR.シュトラウス「エレクトラ」が上演された。09年に現在の名称に変更され、東京の春の風物詩となっている。1カ月にわたる音楽祭は、すでに開幕している。これから間に合う演奏会の注目の1つは、4月6日に行われる「マラソン・コンサート」。「宮廷の時代―5つの“響き”」をテーマに、午前11時開演から午後7時開演まで、5つのコンサートが行われる。

このほか
◎青島広志の「ブルー・アイランド版音楽辞典」
◎外山雄三の「オーケストラと暮らして60年」
◎小山実稚恵の「ピアノと私」
◎「鍵盤の血脈 井口基成」中丸美繪
など、おもしろい連載、記事が満載です。

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MOSTLY CLASSIC(モーストリークラシック)のレビュー
総合評価: ★★★★☆ 4.36
全てのレビュー:42件

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初心者の方にもおすすめです
★★★★★2019年01月19日 ターチャイナ 会社員
一つのタイトルが2ページから数ページで完結し、気楽に読めます。上質な薄い紙なので160ページぐらいありますが、軽くできています。
音楽大好きだから
★★★★★2019年01月15日 ちさらら 主婦
音楽大好きだから、ピアノを心から愛しているから、モーストリークラシックは、その月々のタイトルについつい手に取ってしまう。 大作曲家や、曲を取り上げて深く掘り下げていく内容には、驚かされる。たまにしか購入していなかったが、この度はついに年間購読しようかと思っている。これからにも期待大だ。
長年の素人にうってつけ
★★★★★2018年11月29日 黄昏天使 会社員
クラシックの理論や歴史をきちんと勉強したわけではないが、何となく好きでコンサートにも行き、その範囲での知識は多少ある、といった私のような人間にはぴったりの雑誌だ。とにかく特集記事の分量や範囲が半端ではない。小さな字でびっしり書かれているが、本人の肖像から縁の地の風景まで美しいカラー図版がふんだんに使われているから退屈しない。しかも、それぞれの項目は独立しているから、全部読み終えないうちに次号が来ても挫折感を味わう必要はない。
便利なクラッシック音楽雑誌
★★★★★2018年11月27日 Seiko2 役員
特集の内容も面白いが、数あるコンサートの批評がなかなか面白い。
クラシックの雑誌の中で一番好きです
★★★★★2018年09月26日 bwv 会社員
見開き2ページごとに専門分野を生かした執筆陣による記事が満載で、図版やCD情報もフルカラーで楽しむことができます。レイアウトやデザインも洗練されており、ツヤのある紙質のページをめくる感触も心地よいです。特集は素人から玄人まで幅広い層がそれぞれの読み方で大いに参考になる内容で、本当によくできた雑誌だと感心してしまいます。これからも末永く刊行されていくことを願っています。
読みやすい情報誌
★★★★★2018年09月10日 まーくん 教職員
以前は敷居が装幀と内容でしたが、今はとてもわかりやすく、価格も手頃。しかしながら特集の専門性は流石の内容。厚さもちょうどよい。
クラッシック音楽の入門者にも楽しさを伝える媒体
★★★★☆2018年08月13日 龍平 無職
フリーペーパー発刊時代から購読を始め、20年前後の付き合いになります。クラッシック音楽の入門者にも気軽に読める編集になっていますのでお勧めです。ただ、中・上級者にとっては、ビジュアル化に走りすぎている感もでてきており、やや物足りなさも。
クラシック雑誌で唯一購読しています
★★★★★2018年06月26日 バハリオン 会社員
クラシック雑誌のなかで唯一購読しています。特集は専門家の方々による見開きあるいは片面の記事が数多く集まっているので、多角的にアプローチされています。写真や図版も非常に豊富で、紙面のデザインも細部に至るまで飽きさせない工夫が凝らされています。毎号保存版です。
クラシックの数少ない雑誌。
★★★★★2018年05月11日 おはらし。 会社員
クラシック音楽愛好家とはいったい何%ぐらいの人なんだろうか。10%はいってないかな。初心者にもわかりやすく、上級者にも唸らせるような記事。まさしく、モーストリークラシックはそんな雑誌だと思う。世の中にありそうでなかなかないような雑誌。ぼくが長年求めていた内容のある雑誌。毎月、発行日の20日が来るのが楽しみになってます。
中級者にも役にたつ情報を掲載
★★★★☆2017年08月06日 りゅうへい 会社員
クラシック音楽ファンとなり、50年が経過しますが、掲載記事で再認識されることが少なくありません。気軽に読めるような工夫もありがたいです。
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MOSTLY CLASSIC(モーストリークラシック)をFujisan.co.jpスタッフが紹介します

MOSTLY CLASSIC(モーストリークラシック)は、クラシック音楽を専門に扱う月刊誌です。毎号取り上げるテーマの基礎知識や、専門家による上質な記事などが掲載されていて、クラシック初心者にも分かりやすい、優しい内容の雑誌となっています。また、様々な角度から描かれるクラシック音楽の魅力や分析、解説などの記事は、クラシックに造詣の深い人にも楽しめます。作曲家の肖像画や、楽曲に関連する写真などカラー面も充実、聴くだけに留まらず、ビジュアルや文章からもクラシック音楽の良さが伝わってきます。

さらに、コンサートの紹介や感想、批評など、一つの分野にも深く掘り下げた記事を掲載、連載やコラムなどもバラエティーに富んでいて読みごたえがあります。作曲家の歴史的背景や生涯を、史実と共に描く手法など、読み手が理解しやすい手法で綴られる文章は、いつ読み返しても飽きが来ない程です。また、過去の人物や楽曲だけではなく、最新のクラシック音楽界の情報まで提供、対談やインタビュー、CD&DVDの新譜紹介など、記事のジャンルも多岐に渡ります。クラシックを好む全ての人が、よりクラシック音楽を楽しめ、極められる重厚な内容は、知識を深めると共にクラシックに対する好奇心も駆り立てます。

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